寄稿カフェ ”時の記念日”

御同行・落合さんからの寄稿

 天水が降りそそぎ、濡れた青葉のつやつやとした輝きもまぶしい今日この頃でございます。

 さて6月10日は「時の記念日」。671年に天智天皇が唐より伝わった水時計を建造し、その漏刻で太鼓や鐘を鳴らし時を知らせる「時の奏」を行った日がこの日だそうです。

「時は得難くして失いやすし」と言うように、私たちは常に時間を気にしながら過ごすのが当たり前の時代に生きています。

 しかしこの時季であれば梅雨といったように、太陽の動きに合わせ、ゆったりと時が流れた時代と変わらず、季節の移ろいは滞ること無く流転します。
 じめじめと洗濯もままならぬ時期ではありますが、木々、作物にとっては喜雨となり、紫陽花が濡れるさまは不快も不便も忘れさせる一景と感じます。

 幸い私は災禍にまみえる事なくこの時を過ごせています。今日を生かされる事に御恩報謝のお念佛申し上げたいと思います。

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏

              合 掌
 

(※構成都合で原文を編集させていただきました)