お寺日記(令6年10月_1)
-鈴鹿組廿五日講-
10月20日
西正寺様を会所に於かれての勤修に、法中並びに講師として出講のご縁をいただきました。
廿五日講法要は、本願寺第八代の蓮如上人のご縁の法要であります。
親鸞聖人が伝えてくださった阿弥陀如来の救いである浄土真宗を、今日まで正しく伝わっていることは、まことに蓮如上人のご苦労のたまものです。
蓮如上人は浄土真宗の肝要を「御文章」のなかに「聖人一流のご勧化の趣は信心をもって本とせられ候」とお示しくださいました。
それは、ただ「南无阿弥陀佛」と称えれば救われるという認識の時代にあって、疑いながら念仏する方や、自分の願いを仏さまに叶えてもらおうと思いながら念仏されていた当時の方々を正しく親鸞聖人のみ教えに導く言葉であります。
南无阿弥陀佛は
「必ずすくう われにまかせよ 浄土に生まれさせ 仏とならしめん」
との阿弥陀如来の喚び声であります。
その喚び声を、「ありがたいことであります」と喜ぶ姿が信心であり、お念仏させていただく心もちは感謝(報謝)であると蓮如上人は伝えてくださいました。
私の称える声ではあるけれども、その声の主は阿弥陀さまであるとのことを、ご一緒に味あわせていただきました。