灯籠送り・歓喜会法要
8月16日
この日の昼、あるご門徒さんから13歳になる甥御さんが急逝され葬儀に参列したお話を聞きました。
「仏説阿弥陀経」をおつとめさせていただきながら、このお経を「仏説ナミダ経」と味わう方の話をご聴聞させていただいていたことを思い出していました。
私たちが生きることは、辛い出来事や悲しいことで 涙を流すことが絶え間なく生じてくる。人知れず流す涙もどれ程多いことであろうか。
だからこそ阿弥陀如来は、この私に常に寄り添い、私とともに涙を流していてくださっているのです。
この無常である人生、生死のいのちを抱えている私であるからこそ、如来の本願が起こされ、
私を照らし導いてくださるところに何とか二度とない人生を歩ませていただくことができます。
「なもあみだぶつ」という佛のみ名は、私の口から出て、私に聞かせてくださっています。
「いつも、どんな時でもあなたと一緒にいるから、ともに生きていこう」の響きであり、悲しみであり、慈しみであります。
この阿弥陀如来のお慈悲に生かされ、智慧にいざなれ、往生浄土の人生をともに進ませていただきたいとあじわいます。