お寺日記(令3年10月②)
秋季永代経法要
緊急事態宣言が出ていることに鑑み新規上納(永代経開闢(かいびゃく)ともいいます)の方々にのみご案内をさせていただきました。
1日目は『仏説無量寿経』のおつとめ、若院が短席の法話、住職が『御文章』拝読しました。
ご法事や法要をお勤めする一つの意味には、仏縁をつないでくださった故人を偲ぶこと。ある先生は「であいなおし」と表現されました。
思い出や、懐かしい面影にであう、今どこでどうしてみえるかを訪ねていくことが、仏事を行う一つの意味ではないでしょうか。
先だったかたは、今どこで、どうして見えるか、仏のはたらきとなって、いつも私とともにあり、私を願い、導いてくださっていると聞かせていただきます。
2日目は『仏説観無量寿経』のおつとめに続いて住職法話、若院が『御文章』拝読しました。
永代経は名前のように永代に亘りお経がつとまる、そのお経に子々孫々出遇えますようにという願いの中にいとなまれる法縁です。
お経に遇うとは、説かれている「阿弥陀さまのすべてのいのちを念仏のはたらきで、拯(すく)うという願い」を聞かせていただくことなのです。
南无無阿弥陀佛は、この私が今限り無き智慧と慈悲に摂め取られ、如来とともに浄土への人生を歩む身とさせていただくのです。
悩み、不安、迷い多き中を越えていく道が開けてまいります。