お寺日記(令3年8月①)

法喜コーラス

 本堂から涼しげな声の響きが流れてきました。

 流行禍でお休みが続きましたが、久しぶりに皆さんにお会いしました。お休みの間のことをお聞きしたりすると、カルチャーセンターに行きましたとお話くださる方もおみえでしたが、多くの方は「草取り」と話されました。 あまり草を取りながら歌うということも無いでしょうから、久しぶりの発声です。いつもの練習曲「うれしきは」と、『真宗宗歌』を久しぶりに歌いましたが、とても新鮮に味わえ、聞こえたことでした。

 『真宗宗歌』は1923(大正12)年亀山市本宗寺の土呂基さんという方が作詞されたそうです。近い所の方と知り驚きです。
 後日、土呂基さんを訪ねました。
 現住職の大叔父にあたる方で、大正12年(1923)立教開宗700年にあたり、毎日新聞を通じて作詞公募した際に大阪湾を眺めて歌詞を書いたそうです。その後病気になりご往生されました。

 あまり話も聞いてなかったこと、すでにすべて焼却されたため何も残ってなく、残念無念 とのことでした。

『真宗宗歌』
  作詞:真宗各派協和会(土呂基)
  作曲:島崎赤太郎


 ふかきみ法(のり)に あいまつる 
 身の幸(さち)なにに たとうべき
 ひたすら道を ききひらき 
 まことのみ旨(むね) いただかん

 とわの闇より すくわれし 
 身の幸(さち)なにに くらぶべき
 六字のみ名を となえつつ  
 世の生業(なりわい)に いそしまん

 海の内外(うちと)の へだてなく 
 み仏(おや)の徳の とうとさを
 わがはらからに 伝えつつ   
 浄土(みくに)の旅を ともにせん