お寺日記(令2年8月①)

盆 灯籠送り・歓喜会法要

 今年のお盆は、流行禍の不安の中、それでも各家々をお参りさせていただくことができました。
「お盆のことやし、年に一度参っていただけるのが、有難いことですわ、暑い中御苦労さんです」と、お茶やジュースなどご用意され、一緒に『重誓偈』のおつとめをいただいたことでした。

 初盆を迎えられたお宅では「親戚が皆集まると「密」になりますので、内々だけでお参りします」と家族兄妹でお勤めされたところが多かったことでした。
 灯籠に火を燈す火入れの法要、14日の盆報謝づとめ、16日の灯籠送りまで、ご大儀さまでした。

 以前は、14日の報謝づとめも、近所(組)の方々も参いられたので、20分刻みで、『正信偈』『和讃』三首引き・『ご文章』拝読、お茶の香をいただくと、次のお宅へ、近所の方も一緒に続いて憑いて参られること、他寺のおつとめも重なると家族が手分けして何軒もお参りされることもありました。
 また、歓喜会・灯籠送りでも、13時より浄源寺さん、13時半より西方寺さん、14時より存仁寺と続いての法要が厳修され、参拝者で本堂もあふれていました。今年は密を避けるため2部に分けておつとめさせていただきました。

 阿弥陀如来の本願のはたらきによって、浄土に生まれ仏となって、この世に還り私を導いてくださる。
 仏は不可思議光如来、浄土は無量光明土。光は、無明の闇を破るはたらき、仏と育てるはたらき、包み、安らぎと歓びをもたらす。
 それを形と表わしたのが灯籠です。仏光は、いつまでも消えることなく私たちを、すべての生きとし生けるものを照らしてくださっています。