鶴さん、亀さんのはなまつり ・・・その1

亀:「つるさんあんたもういくつになるん。」

鶴:「あたしゃことしで九百やわ。かめさんは?」

亀:「わしゃ来年で八千と二十になるわ。ありゃ?八千と三十やったか?鶴は千年、亀は万年いうけど、年取るたびに自分の年齢も忘れていくな。」

鶴:「最近、昨日の晩御飯何食べたか忘れてしまうわ。」

亀:「あんたまだましや。わしゃ食べたことさえ忘れて毎日五食食べとるわ。いつでも口がもぐもぐしてて、ようひ孫に、それは食べてるから口が動いてるん?それとも、何かしゃべりたいけど、何しゃべるか忘れたん?ていわれてるわ。」

鶴:「ほんま、二百年しか生きとらへん若いもんにはわからんけどな。」

亀:「老いるってそういうことやわ。お釈迦さんもそうゆうてはるしな。」

鶴:「お釈迦さんて誰や。」

<~その2へ続く>