御同行の部屋【仏婦25021】

仏教婦人会報恩講法要

1月26日

 大寒の寒さ厳しい中、班長さんの献供、「真宗宗歌」「しんじんのうた」でおつとめが始まりました。 本日ご講師は佐賀県をご自坊とされ、本願寺、あそかビハーラ病院に奉職されておられ、現在京都にお住いの渡辺 有師にご出講いただきました。

 『悲しみが見せる世界』と題してのご法話では、
 「報恩講とは、願いのままにこの人生を歩ませていただくことが恩に報いることで、親鸞聖人がお勧めくださったお念仏のみ教えを聞き、お念仏申す人生を歩むことが報恩講とあじわえるでしょう。

 承元の法難が起こり、親鸞聖人が法然聖人とお別れになる時、”会者定離かねてありとは聞きつれど、昨日今日とは思わざりけり”と、詠われたとき、法然聖人が“別れじのさのみ嘆くな法の友、また会う国のありと思はば”と、詠われたというエピソードが残っています。

 ビハーラ(安息の場所、いのちの看取り)では誰ひとり孤独の中に置きざりにしないようにと、医師や看護師の方とともに支えていく活動の中、様々の人生を生きてこられた年間100人ほどの方々方とのであい、お看取りをさせていただいています。

 ある70代の患者さんのご兄妹や親戚が10人ほど面会に来るという日があり、ホールで食事会や談話を2時間ほどされ、いよいよ帰る時間となったとき、多分最期との思いに皆さんが涙流して過ごされました。
 実のお兄さんがこの法然聖人の詠われた言葉、浄土に生まれ仏となるいのちをお互い生きていることをお話されていました。」 尊い出会いを通じてのおあじわいでした。