御同行の部屋【仏壮23101】

例  会

9月17日

 「仏教は人が亡くなったときに葬儀や法事を行うこととしか認識していなかった。
しかし今では正しく生きていくための基礎となるものと学んだ。」
 という横山会長の連研を受講してのお釈迦様の話です。 「趣味で囲碁を打ちますが、やはり勝負なので、負けたくない、勝ちたいと熱くなってきます。
 勝負に勝つための格言として『敵の厚みに近づくな』『敵の急所は我が急所』などいろいろとあります。中でも呉清源という棋士の『碁は調和にあり』という言葉を大事にしています。

 仏典の中で『勝つ』という事において『戦場において百万人に打ち勝つよりも、己一人に打ち勝つ者こそ実に最上の戦勝者である』(漢訳法句経ダンマパダ・前田恵学訳)、とあり、『己に勝つ』(克己)といわれますが、自分に勝つことのできない要因は煩悩。つまり執着心や欲望であり、それを克服する生きるための8の心得と言えるのが、

正見(正しく見る)、正思惟(正しい考え)、正語(正しい言葉)、正業(正しい行い)、正命(正しい生活)、正精進(正しい努力)、正念(正しい思慮)、正定(正しい心のありよう)

これを『八正道』として説かれたのです。」
という説話をいただきました。 横山(明)さんの話では、
「『正しい』とは、ありのままに見たり、考えたり、感じたりしていくことであり、これは阿弥陀さまのおはたらきをあらわしたものと真宗ではとらえられているようです。
 先程の『克己心』では、発句経のその次の文に『己をととのえ、なすところ、つねにつつしみあり かくおのれに克つは すべての他の人々にかてるにまさる』とあり、自分の心を知ることだといえましょう。」
ということです。

 そのほか横山(利)さんより連研の報告「話し合い法座」についてなどの話もあり、有意義な会合でありました。