鶴さん、亀さんのワクチン問答 ・・・その3

亀:「あのお手紙はな、浄土真宗のお救いは、阿弥陀さまからめぐまれる信心一つでお浄土へ生まれさせていただきます。信心を得たうえのお念仏は報恩感謝のお念仏です。って書いてあるんや。」

鶴:「えらい端的やな。あなかしこは?」

亀:「『あな』は“なんと!”や“ああ!”みたいな感嘆詞で、『かしこ』は手紙の一般的な締めくくりの言葉やな。
謹んで申す上げますって意味や。手紙全体が、阿弥陀さまのお救いの内容やから、繋げると『なんと尊いお救いでしょうか。謹んで申し上げます。』って、蓮如さんが合掌して阿弥陀さん拝んでる姿がこの締めの言葉に表されてるんやな。」

鶴:「何の気なしに聞いてたけど、そんな深い意味があったんやな。今度の法事の時は注目して聞いてみるわ。」

亀:「意味が分かると、親しみ持てるからな。」

鶴:「ところで、亀さんや。なんで池の中はコロナウィルス流行ってないんや。」

亀:「そらあんた、池の中は四六時中手洗いできるからや。」

鶴:「やっぱり基本が一番か。あなかしこあなかしこ」

<おしまい>